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【東京気まま散歩その1】大規模改修前|江戸東京博物館に行ってきた

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【東京気まま散歩その1】見応えたっぷり|江戸東京博物館

2022年の4月1日より2025年度まで、大規模改修となった江戸東京博物館。
一度寄った事はありますが、今回の休館期間が長めとなると気になるものです。

オルガ
そんな訳で休館前に、行ってきましたよ。

最寄駅は、オフィシャルサイトによると

  • JR総武線の両国駅 西口 徒歩3分
  • 都営地下鉄大江戸線の両国駅 A3・A4出口 徒歩1分

とあり、とてもアクセスの良い立地にあります。

オルガ
私は大江戸線で行きました。

JR総武線ユーザー1階の正面玄関入り口に。
大江戸線ユーザーは、同階のほぼ反対側出入り口です。

江戸東京博物館入り口

反対側出入口には、レストランやカフェ、特別展示室が隣接してます。

オルガ
チケット売り場は1階の正面玄関近くにあり、大人は600円でした。

そのまま、常設展示を見るためにエレベーターのあるエリアに移動。
展示室5階+6階の2フロア入場は6階からで、5階への流れが順路です。

オルガ
今回は、気になったエリアや展示物などについて綴ってみましたよ。

【東京気まま散歩その1】江戸東京博物館|実物大「日本橋」に感動する

6階の入り口を経て、目の前に来るのは江戸ゾーンです。

オルガ
木造の「日本橋」の実物大レプリカが架かっており、とてもインパクトがありました。

江戸東京博物館の日本橋レプリカ、擬宝珠

太鼓橋ならではのアーチの傾斜と、親柱(主要柱)の擬宝珠(ぎぼし、ぎぼうしゅ)が見事です。

オルガ
擬宝珠とは、玉ねぎのような形がとても特徴的です。

現代では、京都の三条大橋が有名かもしれません。

日本橋は幾度と姿を変えて後、日本道路交通網の始点となりました。
こちらの常設展示でも始点に相応しい、見事な導入コンテンツとなっています。

オルガ
アイコニックな展示物だと思いますので、改修後も展示して貰いたいなと思います。

【東京気まま散歩その1】江戸東京博物館|俯瞰で味わうミニチュアジオラマのスケール感

橋を渡り切ると、圧巻のジオラマエリアが広がります。
細部に凝ったミニチュアジオラマが、2フロアに渡り多く展示されていました。

オルガ
日本橋エリアの活気あふれる様子もわかりますね。

江戸東京博物館、日本橋エリアのミニチュアジオラマ

江戸の街並みは整然としていて驚きますが、町割りと呼ばれる区画整理があったそうです。

オルガ
大名に町人の居住区域や、お寺などのエリアが定められていたとか。

俯瞰で見られるスケール感なので、学校の行事でも学生さん達が多く訪れていた事でしょう。

オルガ
教材としても利用できる特大施設、これは羨ましいですね。

【東京気まま散歩その1】江戸東京博物館|歌舞伎の芝居小屋、中村座の正面復元展示

日本橋のレプリカから階下に望む、良い位置に鎮座する中村座。
江戸時代を代表する、歌舞伎の芝居小屋だとの事。

その粋で堂々とした姿には、娯楽の場としての華もあります。

江戸東京博物館、日本橋から階下の歌舞伎芝居小屋「中村座」

オルガ
実際のところ歌舞伎は未体験なので、これは今後の楽しみにとっておきたいです。

江戸東京博物館、歌舞伎芝居小屋「中村座」

【東京気まま散歩その1】江戸東京博物館|江戸の商業エリアはまさに江戸前

商業文化エリアは、とても目を引くものでした。

江戸前寿司の模型店

店構えと寿司サンプルが、中々の迫力でした。

江戸東京博粒館、江戸前寿司その1

お寿司自体のサイズも、現在の2倍大の模様。

江戸東京博粒館、江戸前寿司その2

赤酢を使うので、酢飯が赤味かかっているのも特徴的。

オルガ
ネタ自体も酢や醤油、火を使っての下処理があり
既に味がしっかり付いていたみたいです。

冷蔵保存が出来ない当時の、食品の品質保持方法が垣間見える展示です。

三井越後屋呉服店

また三越の原型である、こちら江戸本店のミニチュアジオラマも。

江戸東京博物館、三井越後屋呉服店その1

エリザベス
三越は元々「一反」という大きな単位での反物の販売を、切り売りの小分け単位にしたりと画期的な売り方をしたそうです。
また、店頭での現金取引販売など 当時では革新的なシステムに取り組んだ、パイオニア的な存在でもあったようで。
オルガ

江戸東京博物館、三井越後屋呉服店その2

人々の商品ニーズに応え、より利便性の高いサービスを提供した訳ですね。
昔から、発展する企業の姿というのは普遍なのかもしれません。

【東京気まま散歩その1】江戸東京博物館|江戸町人の長屋くらしを覗いてみる

昨今では「長屋」や「古民家」のくらしブームが来ている事もあり

オルガ
実際の長屋くらしについて「堂々と覗き見できるエリア」が、こちらでしたね(笑)
ネクロ
江戸の大工屋さんの一室。 とてもミニマルだね。

江戸東京博物館、江戸長屋エリアの大工屋

エリザベス
こちらは「くらしと手仕事道具店」といった佇まいが。
まさに職人さんのスペース。

江戸東京博物館、江戸長屋エリアの手工具屋

オルガ
アンティークな小物を眺めるような、楽しさもありました。

また火事も多かった時代ですから、厳選された物で構成されているのかもしれません。

エリザベス
展示の演出も上手いのでしょうが
洗濯物ひとつ取って見ても、凄く洗練されていますね。

江戸東京博物館、江戸長屋エリアの洗濯物

いわゆる「丁寧な暮らし」を観てきた印象でした。

【東京気まま散歩その1】江戸東京博物館|明治の文明開化と東京近代報道機関|朝野新聞社復元展示

1874年(明治7年)創刊の朝野新聞。その社屋の復元模型展示です。

江戸東京博物館、明治の文明開花、朝野新聞社

社長の「成島柳北”なるしまりゅうほく”」
メインライター「末広鉄腸”すえひろてっちょう”」という面々の執筆で

政府批判系の記事が人気を博していた模様。

オルガ
毒舌系の方達だったのかしら(汗)

ペンで闘うジャーナリスト達の活躍が、ここから始まったのですね。

【東京気まま散歩その1】江戸東京博物館|昭和初期の家屋から、高度掲載成長期の団地まで

個人的に一番興味をそそったエリアです。

和洋折衷家屋

昭和モダン家屋の様子。

江戸東京博物館、昭和エリアの和洋折衷家屋

英国のカントリー家屋を思わせる、とてもオーガニックな印象です。
白壁は漆喰でしょうか。

平屋の木造建築

サザエさんの家、がイメージに近いような。

江戸東京博物館、昭和エリアの平家家屋その1

土地高騰の今や、贅沢な作りなのかもしれません。

江戸東京博物館、昭和エリアの平家家屋その2

玄関の雰囲気も、良いですね。

高度経済成長期時の団地

こちらは、東京の「ひばりが丘団地」の一室の復元モデル。

江戸東京博物館、高度掲載成長期のひばりが丘団地サンプルその1

オルガ
ダイニングのアルミトップテーブル?は、今ではレトロポップな懐かしさも感じます。

江戸東京博物館、高度掲載成長期のひばりが丘団地サンプルその2

昭和30年代の集団住宅において、お風呂とトイレが各戸に設けられた
夢のマイホームだった訳ですね。

【東京気まま散歩その1】江戸東京博物館|気まま散歩でタイムトリップを楽しむ|まとめ

以上、書き綴ってみたところ意外にも
沢山の展示物、模型にジオラマ、体験ブースなどの見応えあるものばかりです。

リピーターさんも多い江戸東京博物館。

オルガ
現在休館中で再オープンまでは暫くの期間がありますが、また新たなエリアが設営される事でしょう。

まだ訪れた事のない方も

ネクロ
これは絶対行きたい!

と思われる事、間違いなしの凄い施設です。
私も再開その日を楽しみに待ちたいと思います。

オルガ
再開時にはまた、地続きのタイムトリップ散歩に行きたいものです。

江戸東京博物館オフィシャルサイト
https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/

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