目次
- 【東京気まま散歩その1】見応えたっぷり|江戸東京博物館
- 【東京気まま散歩その1】江戸東京博物館|実物大「日本橋」に感動する
- 【東京気まま散歩その1】江戸東京博物館|俯瞰で味わうミニチュアジオラマのスケール感
- 【東京気まま散歩その1】江戸東京博物館|歌舞伎の芝居小屋、中村座の正面復元展示
- 【東京気まま散歩その1】江戸東京博物館|江戸の商業エリアはまさに江戸前
- 【東京気まま散歩その1】江戸東京博物館|江戸町人の長屋くらしを覗いてみる
- 【東京気まま散歩その1】江戸東京博物館|明治の文明開化と東京近代報道機関|朝野新聞社復元展示
- 【東京気まま散歩その1】江戸東京博物館|昭和初期の家屋から、高度掲載成長期の団地まで
- 【東京気まま散歩その1】江戸東京博物館|気まま散歩でタイムトリップを楽しむ|まとめ
【東京気まま散歩その1】見応えたっぷり|江戸東京博物館
2022年の4月1日より2025年度まで、大規模改修となった江戸東京博物館。
一度寄った事はありますが、今回の休館期間が長めとなると気になるものです。

最寄駅は、オフィシャルサイトによると
- JR総武線の両国駅 西口 徒歩3分
- 都営地下鉄大江戸線の両国駅 A3・A4出口 徒歩1分
とあり、とてもアクセスの良い立地にあります。

JR総武線ユーザーは1階の正面玄関が入り口に。
大江戸線ユーザーは、同階のほぼ反対側が出入り口です。
反対側出入口には、レストランやカフェ、特別展示室が隣接してます。

そのまま、常設展示を見るためにエレベーターのあるエリアに移動。
展示室は5階+6階の2フロア。入場は6階からで、5階への流れが順路です。

【東京気まま散歩その1】江戸東京博物館|実物大「日本橋」に感動する
6階の入り口を経て、目の前に来るのは江戸ゾーンです。

太鼓橋ならではのアーチの傾斜と、親柱(主要柱)の擬宝珠(ぎぼし、ぎぼうしゅ)が見事です。

現代では、京都の三条大橋が有名かもしれません。
日本橋は幾度と姿を変えて後、日本道路交通網の始点となりました。
こちらの常設展示でも始点に相応しい、見事な導入コンテンツとなっています。

【東京気まま散歩その1】江戸東京博物館|俯瞰で味わうミニチュアジオラマのスケール感
橋を渡り切ると、圧巻のジオラマエリアが広がります。
細部に凝ったミニチュアジオラマが、2フロアに渡り多く展示されていました。

江戸の街並みは整然としていて驚きますが、町割りと呼ばれる区画整理があったそうです。

俯瞰で見られるスケール感なので、学校の行事でも学生さん達が多く訪れていた事でしょう。

【東京気まま散歩その1】江戸東京博物館|歌舞伎の芝居小屋、中村座の正面復元展示
日本橋のレプリカから階下に望む、良い位置に鎮座する中村座。
江戸時代を代表する、歌舞伎の芝居小屋だとの事。
その粋で堂々とした姿には、娯楽の場としての華もあります。

【東京気まま散歩その1】江戸東京博物館|江戸の商業エリアはまさに江戸前
商業文化エリアは、とても目を引くものでした。
江戸前寿司の模型店
店構えと寿司サンプルが、中々の迫力でした。
お寿司自体のサイズも、現在の2倍大の模様。
赤酢を使うので、酢飯が赤味かかっているのも特徴的。

既に味がしっかり付いていたみたいです。
冷蔵保存が出来ない当時の、食品の品質保持方法が垣間見える展示です。
三井越後屋呉服店
また三越の原型である、こちら江戸本店のミニチュアジオラマも。


人々の商品ニーズに応え、より利便性の高いサービスを提供した訳ですね。
昔から、発展する企業の姿というのは普遍なのかもしれません。
【東京気まま散歩その1】江戸東京博物館|江戸町人の長屋くらしを覗いてみる
昨今では「長屋」や「古民家」のくらしブームが来ている事もあり



まさに職人さんのスペース。

また火事も多かった時代ですから、厳選された物で構成されているのかもしれません。

洗濯物ひとつ取って見ても、凄く洗練されていますね。
いわゆる「丁寧な暮らし」を観てきた印象でした。
【東京気まま散歩その1】江戸東京博物館|明治の文明開化と東京近代報道機関|朝野新聞社復元展示
1874年(明治7年)創刊の朝野新聞。その社屋の復元模型展示です。
社長の「成島柳北”なるしまりゅうほく”」
メインライター「末広鉄腸”すえひろてっちょう”」という面々の執筆で
政府批判系の記事が人気を博していた模様。

ペンで闘うジャーナリスト達の活躍が、ここから始まったのですね。
【東京気まま散歩その1】江戸東京博物館|昭和初期の家屋から、高度掲載成長期の団地まで
個人的に一番興味をそそったエリアです。
和洋折衷家屋
昭和モダン家屋の様子。
英国のカントリー家屋を思わせる、とてもオーガニックな印象です。
白壁は漆喰でしょうか。
平屋の木造建築
サザエさんの家、がイメージに近いような。
土地高騰の今や、贅沢な作りなのかもしれません。
玄関の雰囲気も、良いですね。
高度経済成長期時の団地
こちらは、東京の「ひばりが丘団地」の一室の復元モデル。

昭和30年代の集団住宅において、お風呂とトイレが各戸に設けられた
夢のマイホームだった訳ですね。
【東京気まま散歩その1】江戸東京博物館|気まま散歩でタイムトリップを楽しむ|まとめ
以上、書き綴ってみたところ意外にも
沢山の展示物、模型にジオラマ、体験ブースなどの見応えあるものばかりです。
リピーターさんも多い江戸東京博物館。

まだ訪れた事のない方も

と思われる事、間違いなしの凄い施設です。
私も再開その日を楽しみに待ちたいと思います。

江戸東京博物館オフィシャルサイト
https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/