創作関係

【Wacom Intuos Pro】廉価版からPro版に買い替えた理由|描き心地の差について

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【Wacom Intuos Pro】今回買い替えたペンタブレットについて

今回買い替えたペンタブレットは、Wacom Intuos Pro Small(PTH460K0D) 税込¥29,700です。

直前に使用していたのは、Wacom Intuos Draw Small(CTL-490/W0)(旧モデル)になります。2018年当時で税込¥11,500でした。

買い替えた結果については

オルガ
非常に快適になりました。

Wacom Intuos Pro Small(PTH460K0D) 税込¥29,700
について、とても満足しています。

今回はなぜ、そのような経緯に至ったのかを綴ってみたいと思います。

【Wacom Intuos Draw】買い替えの理由|ペン先の不満点

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Wacom Intuos Draw Small(CTL-490/W0)(旧モデル 税込¥11,500

買い替え前のペンタブレットであるIntuos Drawは、初心者用の廉価版です。
MacBook Proを購入する、ほぼ同時期に購入しました。

その時は、それまでもWacomの初心者用板タブレットを使用した経験値により

オルガ
初心者向けでも、特に使い辛いという事もないのでは。

という思い込みがありました。

そして、実際届いて使い始めた際に気づきました。

オルガ
ちょっと描きにくいかも。

という事に。

今までのWacom製品の初心者向け商品と違うのは顕著でした。

個人的に感じた、旧モデルIntuos Drawの不満点について

このWacom Intuos Draw Small(CTL-490/W0)(旧モデル)付属の対応ペンは
Wacom Intuos筆圧ペン(LP-190-0K)(単体では税込¥2,750)になります。

ココが不満

板部分の問題ではなく、ペン自体が
サイズ芯の合わない、シャープペンシルの感触。

ペン先の芯部分と、ペン本体の接地箇所なのですが
芯が取り替えやすい、遊び部分を作った形にしているのか

オルガ
芯のグラつきが感じられて、ちょっと描きにくいなと思いました。

たまたま、ハズレのペンなのかもしれないと思って
別個で同じ対応ペンを購入してみたのですが

結果は同じだったので、こういう仕様なのかもしれません。

ココが不満

ラフや落書き的なドローイング、ペインティング使用なら及第点か。
ベジェツール、縄ツールなどはポイントが定まらず使いにくい。

私は主にPhotoshopで絵を描くため、ペンツールの他にも
ベジェや縄ツールを使う事があります。

しかし、こういうツールを使う時にペン先のグラつきで
ポインターが狙った箇所に定まらない
のです。

オルガ
これがタイムロスを生んでいて、ややストレスとなりました。

ただラフに「描く」という動作だけに特化した
入門版として導入するなら及第点かもしれません。

しかし、ペン先の感触にこだわりのある方は
このペン対応の初心者向けタブレットは、避けた方が無難かなとは思いました。

【Wacom Intuos Pro】板タブレット(Smallサイズ)を使う理由

初めて導入したのは2000年代前半くらいだったでしょうか。

仕事でどうしても必要になったのと、当時からペンタブレットに興味があり
市場で認知されていたWacom製の板タブレットを買いました。

オルガ
当時はまだ板仕様が主流というか、液晶タブレットは無かった時だったかと思います。

また、当時の初心者向けの廉価版モデルについても
前述のようなペン先が揺らぐ問題は無かったため、導入しやすく

結果、板タブレットを使う事に慣れた事
液晶タブレットとの価格比較なども鑑みた結果が、使用理由になります。

また、Smallサイズを使う理由ですが
画板と同じで、サイズが大きいと作業域が大きい訳なので

オルガ
筆の移動幅をなるべく最小限にすれば、作業がしやすくなりますね。
そのため、Smallサイズを選択しています。

そして液晶タブレットの件ですが、この板タブレットとは別に
iPadを液晶タブレットとして使ってみたのですが

オルガ
個人的には少し目に負担がかかるので、メイン作業としての使用頻度は低めです。

※このiPadを液タブ使用に関しては、また別件で書ければと思っております。

【Wacom Intuos Pro】Proモデルに変えてみて、気づいた変化

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Wacom Intuos Pro Small(PTH460K0D) 税込¥29,700

実際、Intuos Proに買い替えて使用したところ
前述のペン先に関する不満部分は、全て解消しました。

個人的に感じた、Intuos Proの満足点について

このWacom Intuos Pro Small(PTH460K0D)付属の対応ペンは
Wacom Pro Pen 2(KP504E)(単体では税込¥9,900)になります。

ココが満足

芯部分のグラつきを感じる事はなく、不自然さもなく自然な描き味。

アナログに近い感覚で描ける事が、非常にストレスレスです。

オルガ
これは驚くべき「差」が付いているなと思いました。

ココが満足

ペンツールや縄ツールなどを使っても、ポインタが揺れる事はなし。
こちらの思い通りに処理が出来る。

店頭で試用する事や、商品使用コメントなどを探す手間を掛けず
過去の経験値から勝手に推測した自分も悪いのかもしれませんが

オルガ
廉価版とPro版では使用できるペンが違うため
先ずはペンの情報を収集すべきだったのかなと感じています。

今は時勢が時勢なので
中々実店舗での試用体験は難しい事と思います。

オフィシャルサイトでの商品情報説明を読んで、不明点は訊いてみたり
ショップサイトでの購買者による商品コメントを読んだり

納得の上で購入される事が大事になってきますね。

【Wacom Intuos Pro】ペンタブレットについて|まとめ

オルガ
こうしてみると、私にとっての廉価版とPro版での大きな違いは
どうやら対応している「ペン」の質の違いのように見えます。
  • Wacom Intuos筆圧ペン(LP-190-0K)
  • Wacom Pro Pen 2(KP504E)

私にとっては、この両者の使い勝手や心地には大きな差があり
それが作業上の効率にも影響してくる事がわかりました。

そして上記の2種のペンについては、後者の
Wacom Pro Pen 2(KP504E)の方がストレスなく、描きやすかったという事です。

オルガ
Pro版の方が価格が高い事は間違いない事実ですが
「たかがペン、されどペン」である事は否めないです。

細密な作業になるほど、ツールの効能は大きいと思います。

「筆を選ぶ」という点で考えてみても、Wacom Pro Pen 2(KP504E)対応のペンタブレットである、Intuos Proへ変えて良かったです。

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